GTMニュース「国税庁が法人税等の調査事績を公表」をお届けします
今回の『GTMニュース -国税庁が法人税等の調査事績を公表―』では、11月28日に国税庁から公表された「令和5事務年度の法人税等の調査事績」の内容をお伝えいたします。国税庁の公表した概要によれば、「あらゆる資料情報と提出された申告書等の分析・検討を行った結果、大口・悪質な不正計算等が想定される法人など、調査必要度の高い法人5万9千件について実地調査を実施しました。」と記載しており、増えない国税担当者の定員の中で、AI等を利用した選定で追徴税額が生じる可能性の高い調査対象への選定確度を高めていく当局の姿勢がうかがえます。今回公表された調査事績はコロナ禍の影響を受けていない年度の実績といえますので、今後の皆様の税務対策のご参考に資する情報としてお届けさせていただきます。